イギリスのEU離脱の源流

2016年6月23日 イギリスで欧州連合(EU)の離脱を問う住民投票が行われ

離脱反対が16,141,241票(約48%)、離脱賛成が17,410,742票(約52%)と

離脱賛成派が過半数を上回る結果となり、イギリスはEU離脱へ本格的に

舵を切り始めた。そもそも欧州連合(EU)の歴史は浅く、1993年11月に

正式に発足したばじかりで、欧州連合(EU)加盟国は現在28か国で

実質、ヨーロッパ共和国のような感じになっている。

一般の人にわかりやすい特徴をあげると

1 お金、通貨がユーロで統一されている
(ユーロが導入できる。導入国のどこの国でも使える。※導入していない国もある)

現在19か国

ドイツ
イタリア
オランダ
フランス
ベルギー
ギリシャ
マルタ
ポルトガル
スペイン
ルクセンブルク
スロバキア
エストニア
ラトビア
リトアニア
スロベニア
オーストリア
アイルランド
キプロス
フィンランド

2 EU国民は加盟国の中にどこでも住める
(永住権。シェンゲン協定の加盟国。加盟していない国もある)入国にはビザが必要ない。

現在26か国

オーストリア
ベルギー
チェコ
デンマーク
エストニア
フィンランド
フランス
ドイツ
ギリシャ
ハンガリー
アイスランド
イタリア
ラトビア
リヒテンシュタイン
リトアニア
ルクセンブルク
マルタ
オランダ
ノルウェー
ポーランド
ポルトガル
スロバキア
スロベニア
スペイン
スウェーデン
スイス

一般市民にするとこの2つが大きな特徴で、
イギリスは2つとも加盟していない。

EU諸国からすればもともと特別な位置であった。
マーガレット・サッチャー首相もEUには根本的に反対と言われていた。
離脱の大きな原因は移民や外国人の増加といわれており
離脱するべくして離脱といった印象を受ける。